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高橋 祐齋

五人展によせて≫
平成26年11月、『書でめぐる房総文学散歩 幕田魁心展』。証城寺の作品の前で「素敵な作品だね!私が見てもわかるこんな作品を書いたらいいのに」という母に、「きちんと勉強をしないと、書けないんだよ」という私。そんな私たちの会話を聞いて、「岩井でも教室をやっているから来ないか」と声をかけてくれたのが幕田先生でした。その頃は、その前の年に師事していた先生が亡くなり、様々な古典を勉強してみたいという思いを持ちながらも仕事が忙しく、悩んでいた時期。私の作品をいつも楽しみにしてくれている高齢の祖母でも足を運ぶことのできる市の文化祭で、童謡の作品を出品したいという新しい目標を持つことができました。
あれから2年半。書法院展にも何度か出品させていただき、五人展で活躍されている岩井教室の先輩方を見ていましたので、お話をいただいたときには、本当にびっくりしましたが、これまでお世話になってきた方々の顔が頭に浮かび、「ありがとう」の気持ちを込めて、一つ一つの作品を丁寧に書いていこうと思いました。たくさんの人に支えられながら、書道を続けている私の姿を「祐子ちゃんの書く字は温かいね。筆はとても繊細で、書く人の気持ちも表現してしまうものなんだよ」そう言って、書道大好きっ子に成長させてくれた亡き師も、喜んでくれていると感じます。
貴重な機会を下さり、最後まで根気よくご指導いただきました幕田先生、岩井教室の先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、縁あって会場に足を運んでくださった皆様には、つたない作品ではありますが、ご覧いただければ幸いです。

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