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小川春水

経歴/書歴≫
國學院大學在学中 書道研究会に所属
平成17年より幕田魁心先生に師事
現在 千葉県書道協会・君津地方書道協会・君津市文化協会 会員

                 
五人展によせて≫
五人展のお声をかけていただいて、自分の大切にしたい言葉、思いの重なる言葉を拾い、どう書こうかあれこれ試行錯誤(悪戦苦闘!?)するのは幸せな時間でした。退職して4年目、それまで目には映っていたのに心にまで浸み込ませて味わうことのできなかった風景との出会い、人との繋がり・・・そんなことに思いをはせながら筆を持ちました。湊から君津までの山桜の美しさ(牧水歌)、出会いと別れの桜(芭蕉句)。出会った方々、これから出会う方々とのご縁を大切にしたいという思い(喜縁・一期一会)、日々の生活を支えてくれる(和楽、などの)言葉、360日我が家に訪問する癒しの野良ニャンの姿(一茶句)等々。でも、いざ白い紙に向かうとやっぱり未熟さを痛感。表現することの難しさも実感しました。
今回は行草、仮名交じりを中心に、文言によって雰囲気を変えながら、と考えましたが、なかなか自分の殻・癖から抜け出せません。先生のおっしゃる「守破離」の破の途中でしょうか?? それでも五人展を機会に作品を作り上げていく楽しさを味わい、自分にとって「筆を持つことの意味」を改めて考えることができました。機会をいただいたことに深く感謝いたします。ご高覧いただければ幸いです。

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